フリーライターのメリット・デメリットとは?フリーランスの楽しさ大変さ

こんにちは、エンモジです。

フリーランスのライターになりたいと考えている方のなかには、「フリーライターのメリットデメリットって何?」と疑問を抱いたり、不安になったりしている方もいるかもしれません。

そこで今回は、私がフリーライターになって感じたメリットとデメリットをご紹介したいと思います。

フリーランスのライターになることを目指している方は、ぜひ検討材料としてご参考にしてください。

目次

フリーライターのメリット

まずはフリーライターのメリットについてご紹介します。

時間の自由が利く

フリーライターは自分で働く時間が決められるため、混雑するから平日に行きたい病院や、平日しか開いていない役所などの用事を済ませやすいです。また、急な予定にも対応しやすく、本日予定していた仕事を明日に回して用事を済ませようとか、来客の予定を平日に入れ込んじゃおうとか、時間の自由が利きます。

もちろん、休みたいときは休めるし、がっつり働きたいときは働けるため、仕事量などによって自分の判断で時間の調整もできます。

時間の自由が利くフリーライターは営業時間を設けることをおすすめします。詳しくは「フリーランスが営業時間を設けたほうがいい理由とは?|オンオフ大事」をご覧ください。

自分の裁量で働ける

フリーライターはフリーランスなので、雇用関係をもたず、自分の裁量で働けます。雇用されている場合は、会社からの指示に従って仕事をする必要がありますが、フリーライターの場合は、自分で仕事を選んだり、業務の進捗を管理できたりします。

例えば、納期が1週間後の案件を受けた際に、1週間のうち1日で仕上げてもいいし、毎日1時間ずつ取り組んでもいいという感じです。会社員として仕事を受けた場合は、先輩や上司の指示で取り掛かるタイミングを決められる可能性があるため、自分のタイミングや状況で働けることがメリットといえます。

さまざまなお仕事をできる

会社員の場合は、営業なら営業を、事務なら事務を、というように、ひとつの仕事をすることが多いですが、フリーライターは自分で仕事を選べるため、さまざまなお仕事をできることが楽しいです。フリーライターと一口に言っても、記事の執筆や校正など、ライティングに関わる仕事はさまざまですし、自分がやりたいことであればデザインやプログラミングなど、仕事の幅を広げることもできます。

また、クライアントもさまざまなため、初めてのツールを使ったり、新たなやり方でライティングができたりなど、携わるお仕事が変わる点も面白いです。

仕事の一部といえる記帳も、日々の取り引きを帳簿に載せたり、可視化されていったりする作業が楽しいです(私が商業高校出身で簿記好きだからかな?)。

いろいろな方とコミュニケーションをとれる

さまざまなクライアントがいるということは、いろいろな業種の方がいるということ。そのため、自分がいままでに関わったことがない業種の方とコミュニケーションをとれることがとても楽しいです。

もちろん、いろいろな方とコミュニケーションをとること自体が楽しいのですが、知らなかった世界を見られたり、新たな気付きを得られたりなど、知的好奇心が刺激されるといいますか、視野が広がるといいますか、コミュニケーションをとる方の幅が広がることは、自分の糧になっていると思います。

フリーライターのデメリット

フリーライターは、時間の自由が利いたり、自分で仕事を選べたりするメリットがありますが、デメリットもあります。フリーライターを目指す方は、デメリットを理解し、できる事前準備をすることが大切かなと思います。

責任が重い

フリーライターは身一つで仕事をしているため、負っている責任が重いです。会社員の場合は、何かミスをしても上司が責任を負ってくれたり、そもそもミスをしないように明確なレギュレーションがあったりします。

しかし、フリーライターの場合はミスをしたら自分の責任ですし、ちょっとした気の緩みでクライアントに大きな損害を与える恐れがあります。仕事に携わった時点でさまざまな責任を負うことになるため、クライアントに迷惑がかからないよう細心の注意を払わなければなりません。

一生使わずに済むことが一番ですが、賠償責任保険が自動付与されているフリーランス協会の会員になっておくことをおすすめします。詳しくは、「【フリーランス必見!】フリーランス協会とは?安心の補償や嬉しいベネフィットがたくさん!」をご覧ください。

働けなくなったときのリスクがある

フリーライターは働かなければ報酬が発生しない働き方のため、ケガや病気などで働けなくなった際には、収入がゼロになるリスクがあります。会社員の場合は、ケガや病気で働けなくなった際に傷病手当金が支給されますが、フリーライターの場合は支給されません。

「自分は健康だから大丈夫」と思っていても、もらい事故に巻き込まれたりちょっとしたことでケガをしたり、突然病にかかったりすることは誰にでもありえることでしょう。万が一に備えるために、所得補償保険などに加入しておくことをおすすめします。

フリーランスにおすすめの所得補償保険については「フリーランスにおすすめの所得補償保険とは?フリーランス向けを選ぼう」をご覧ください。

仲間を作りづらい

会社員の場合、同僚や先輩など、相談できる仲間を自然と作れますが、在宅フリーライターの場合は基本的に一人で活動しているため、ちょっと気軽に話せたり、悩みを相談できたりする友達や仲間を自然と作れるなんて可能性は低いでしょう。

フリーライターの友達や仲間を作るには、SNSやブログなどで話しかけてみるなど、積極的な行動が必要です。

すべて自分でやらなければならない

メリットで挙げた「時間の自由が利く」や「自分の裁量で働ける」は、裏を返せば「すべて自分でやらなければならない」ともいえます。ライティングなどの仕事はもちろん、仕事の進捗管理、時間管理、クライアントとのコミュニケーション(メッセージのやりとり、質問や価格交渉などなど)、記帳、確定申告……すべて自分で対応です。

そのため、キャパオーバーにならないように、仕事を詰め込みすぎない、業務完遂できるように計画を立てる、進められるときに仕事を進めるなど、ある程度余裕が生まれるような活動を意識するといいでしょう。

また、フリーランスに関する情報発信をしているメルマガをとったり、セミナーイベントに参加したりして、フリーランスに関する制度の動きなどの情報を自分から取りにいく姿勢も大切です。

スキルアップしづらい

多くの会社は、社員がスキルアップできるように研修を実施したり、先輩からの指導があったりしますが、フリーライターの場合は誰も研修などを強制しないため、自分からスキルアップしようとしないとスキルアップできません。

ライティングに関するスキルアップに限らず、他の業務でも自分が興味のある分野を積極的に勉強したり、案件を受けて挑戦してみたりして、仕事の幅を広げることも大切です。

収入が安定しない

フリーライターはフリーランスであり、雇用契約をどことも結んでいないため、会社員のように毎月決まった額が「給料」として入ってくるわけではありません。

お仕事をすれば収入を得られますが、お仕事をいただいても1回限りであったり、長期契約を結んでも契約が終わったり継続がなかったりすれば、収入が途絶えるリスクがあります。クライアントの都合などで業務量が変わる可能性もあるため、収入が不安定になりやすいです。

契約がなくなり収入が途絶えるリスクに備えて、複数社で契約するなど、収入源の分散化を図るといいでしょう。また、お仕事を継続してもらえるように腕を磨いたり、誠意ある対応を心がけたりしましょう。

まとめ

  • フリーライターは時間や仕事の自由度が高い
  • すべて自分でやるためキャパオーバーにならないようにする
  • 備えられるリスクには保険加入などで備えておく

フリーライターはフリーランスのため、時間の自由が利いたり、納期に合わせて自分のタイミングで仕事を進められたりします。しかし、会社員のように守ってくれる上司や会社が存在しないため、責任は重く、身一つで活動するにあたって体調管理を徹底したり、キャパオーバーにならないように気をつけたりする必要があります。

ご紹介したフリーライターのメリット・デメリットが、「フリーランスのライターになろうかどうしようか」と悩まれている方の参考になれば幸いです。

クライアントと信頼関係を築くために大切なことは「【フリーライター】信頼関係を築くために私が大切だと思うこと4選」をご覧ください。

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