こんにちは、エンモジです!
今回は、フリーランスが支払う税金についてざっくりと解説していきます。
税金は支払わなければならないもの……しっかりと把握しておいて、未払いなどがないように気を付けておきたいですね!
フリーランスが払う税金①所得税
所得税とは、個々人の所得に対する国税(国に納める税金)のことです。この所得税を、毎年税務署に確定申告します。所得税の申告と納付期限は、毎年3月15日。休日の場合は、翌日まで。
この確定申告をスムーズに行うために、会計ソフトなどを利用して日々の取り引きを忘れずに漏れなく記帳しておくことが大切ですね。
フリーランスが払う税金②住民税
いわゆる、市県民税とか、市都民税とか言われているやつですね。所得税と違い、申告は不要です。所得税の確定申告をもとに計算される地方税(地方自治体に納める税金) です。
地方自治体から毎年6月に納税通知書と納付書が送付されてきたら、納付期限に間に合うように支払います。納付期限は、6月、8月、10月、翌年1月。4回払いです。
フリーランスが払う税金③事業税
事業税も、 所得税の確定申告をもとに計算されるので申告は不要です。 地方自治体から、毎年7月から8月にかけて納税通知書と納付書が送付されてきます。
納付期限は、8月と11月。2回払いで、住民税と同様に地方税になります。
フリーランスが払う税金④消費税
消費税は、前々年の売上が1,000万円を超えた場合に申告が必要です。 消費税の申告と納付期限は、毎年3月31日。休日の場合は、翌日まで。 税金は国税と地方税に分けられます。
個人事業主の場合、開業から2年間は消費税の納付が免除されます(免税事業者)。
税金を支払わなかったら?
払うべき税金を期日までに支払わなかったり、確定申告をしなかったりした場合、「延滞税」や「無申告加算税」などのペナルティが課されます。
税金に、さらに額を上乗せして納税しなくてはならなくなるので、悪いことをしようなどとは考えないほうがいいですね。そういう意図はなくても、「支払い忘れてた!」といううっかりはありがちなので、支払期日の管理を徹底することも大切です。
地方自治体などから書類が届いたときには、すぐに封を開けて中身を見るようにしましょう!
まとめ
- 確定申告が必要なのは所得税と消費税
- 住民税と事業税は地方自治体から納付書が送付されてくる
- 納税の延滞や確定申告忘れに注意
フリーランスになると、仕事や体調だけでなく、税金の支払いも自分で管理をすることになります。会社員のように給料からの天引きで税金を支払うのではなく、自分で税金を支払わなければならないことを、きちんと把握しておくことは大切ですね。
「ついうっかり」で痛い目を見ないように、気を付けていきましょう!