こんにちは、エンモジです。
私のスノーボード歴は15年ほどになりますが、スキーも2022-2023年シーズンからやり始めました。
もともとやってみたいなーとは思ってたんですよね。今回は、スキー初心者の私が滑れるようになるまでに感じた、練習におすすめの地形と板についてまとめました。
私がスキーを滑れるようになるまで
私がスキーを滑れるようになるまでに行ったゲレンデや、練習時の感想についてまとめています。
①ロッテアライリゾートでレンタル
ロッテアライリゾートといえばコアラのマーチ!
ずっと行ってみたかったゲレンデに、スノーボード目的で降臨。滑って屋内で休憩していると、むむむ? ボードとかのレンタル屋さんの看板に「スキー板やスノーボードを預ければ、4時間2000円でスキー一式をレンタルします」と書かれているではないか(確かそんな文言だった。数年前のことだから記憶が曖昧だけど、レンタル料と時間を見てとにかく「ええやん!」と思ったんだよね)。
スキーやりたいと思ってたし、人質(自分のスノーボード)を差し出せば安く長くレンタルできるんだったら、ぜひやってみましょう! ということで、レンタルを申し込みました(スノーボードを腐るほどやっているので、別なのをやってみたいというのもあってね)。
練習コースは、ゴンドラ乗り場すぐ横の「ポニーコース」。初心者コースだし、めっちゃ傾斜がなだらかだし、練習するにはもってこいだったので、そこに決定。私はスキー初心者でしたが、ツレがスキー経験者だったのでリフトの降り方や滑り方を教えてもらい、ゆっくりでもなんとか滑れるくらいにはなりました。
ちなみに、このときに使った板は、メジャーな長さのスキー板です。あの長いやつですね。
②かぐらスキー場でスキースタイル確立
ロッテアライリゾートのスキーレンタルで「スキーめっちゃ楽しい!」となった私は、スキー一式を購入し、次のシーズン(2023-2024)で2回目のスキーを滑りに行きました。
練習場所に選んだのは、かぐらスキー場。
みつまたロープウェーの先、みつまた第一高速リフト横のコースなら、崖もないし傾斜もそんなじゃないし、練習にはもってこいだわ! って思ったんです。かぐらは雪質もいいので、転んでも痛くないですしね。
やってやるぜ! ロング板を履き、そんな勢いでやる気満々で行ったんですが、いざ滑り始めてみると、思っていたより傾斜あるし、崖ないと思っていたら両側が崖になってるところあるし、「こんな鬼畜コースだっけ!?」とギャップに衝撃。スノーボードで滑ってるときには感じたことのない恐怖が私を襲ってきました。
- 傾斜があるからロッテアライリゾートのようにゆっくり滑られない
- 滑っても方向転換できなくて崖に吸い込まれていく(落ちる前に転んで止まる)
- 転んだらスキー板を上手く扱えなくて立ち上がれない
- ガスってて視界不良
そんな状態で辛すぎワロタ(笑えない)。
スノーボードだったらさっと滑走すれば多分10分もかからないような場所を、なんと1週目は1時間半もかけて下りました。すでに満身創痍。ってか、スキーってマジで脚折れそうで怖いんだけど。転んだら生まれたての子鹿より立つの遅いし気力体力使うしなんなん。
とまぁ愚痴っててもしょうがない。「辛っ!」って思いながらも練習しないと上手くならないということで、2週目にレッツゴー。次は下りるまでに40分。おぉ、大幅短縮。しかもターンもできるようになる。
だってね、2週目からロングじゃなくてツレが持っていたショートスキーに交換してもらったんですよね。
このショートスキーが神がかってる。なんと滑りやすいというか扱いやすい。転んでも板が軽いから持ち上げやすく、ロング板と違って立ち上がりやすい。ロング板だと、お互いの板を踏んじゃうと直すために持ち上げるのが重くて大変だったけど、ショートじゃすんなりと持ち上がるから体勢整えるのが容易なのよ。
それから私はショートスキーヤーになりました。
③妙高杉ノ原スキー場で乗りこなす
さぁて。かぐらスキー場でショートスキーのよさを知り、ちょっとは滑れるようになったけど、感覚忘れてないかね。
心配しつつも臨んだ3回目。場所は大好きな妙高杉ノ原スキー場。妙高は両側が木に囲まれているところ多いし、崖から落ちる心配はないだろう。それにゴンドラに乗らない、下のコースなら傾斜がそんなにないだろうということで選びました。
いざ! 思い切って足を踏み出してみると……あれ、滑れてる? ターンもできてる。スピードも出せる。あれ、3回目にして乗りこなした!!
ものにしたぜスキー!!!! ということで、ターン、180°、後ろ向き滑り、片足滑り、パラレルターンとかいろいろやって、できちゃって、嬉しさ&楽しさ全開! ショートターンが結構得意で、これはモーグルにも挑戦したいなと思ったり。
いやはや。しかし、スキーの楽しさも知っちゃったから、こりゃゲレンデ行くときに「スキーとスノーボードどっちにするか」と毎回悩みそうだな。
スキー初心者に伝えたいおすすめポイント
スキー初心者だった自分の経験から、スキー初心者さんにおすすめしたいポイントをご紹介します。
少しでもご参考になれば嬉しいです!
まずはレンタルでお試し
スキーを始めてやる場合は、まずはレンタルでお試しすることをおすすめします。
スキー一式を最初から買おうとすると、板、ストック、ブーツを揃えなければならないし、ものによっては高額になることもあります。
勢いでお金を払ってスキー道具を揃えたとしても、やってみると「楽しくない」「はまらない」「自分には合わない」となってしまって、すぐに売却(買値より安い)、物置にいれっぱになるということになったらもったいないです。
自分がスキーにはまるかわからないという人は、まずはレンタルで自分が好きになるかどうかを確認しましょう。「楽しい!」と思えて、ゲレンデに何度も行きたくなったら、そのときに自分好みのスキー道具を買えばいいと思います。
練習は傾斜がゆるやか&崖がないコースがおすすめ
初心者さんがスキーを練習するなら、傾斜がゆるやかで崖がないコースをおすすめします。なんてったって、傾斜がゆるやかならスピードが出すぎないし、崖がなければ落ちる心配もないので、余計な恐怖心なく滑る、止まる、転んだ状態から立ち上がるなどの練習ができます。
滑るのに恐怖があるような場所だと、「崖怖い! もうイヤっ!」みたいなことになって全く滑らないままやめてしまうかもしれません。雪が氷みたく固くて、転ぶたびに痛い思いをするような場所も避けたいですね。
せっかくスキーを始めるなら、「練習しやすい場所」を選びましょう! その点だと、ロッテアライリゾートの「ポニーコース」はゆるやか&崖ない&雪質悪くない(雪質はそのときの状況によるでしょうが)ので練習にはもってこいでした。
板はショートが乗りやすい
これは完璧に好みによるでしょうが、私はショート板をおすすめします。
私の場合、ロングだと重いし、板同士を踏んづけあっちゃって「んもう!」と思うことが多かったし、転んだら「板邪魔!」ってなって立ち上がるのにものすごく苦労したしで、ショートのほうが断然乗りやすかったです。
ロング板は雪との接地面積が広いから安定するとか聞きますが、個人的には、ショートが不安定だとは思いませんでしたし、とにかくショートのほうが動かしやすい、扱いやすいで、好みでした。
もし試せるなら、ロングとショートの両方の板を試して、自分に合う板を見出すといいかもしれません。ロングで上手く滑れない人はショートにするなど、板を変えてみると、「スキー楽しい!」と思える滑りにつながるかも。
まとめ
- スキー初心者はまずはレンタル
- スキー初心者は傾斜がゆるやか&崖がないコースで練習
- ショート板は扱いやすい
スキー初心者だと、勝手に滑って止められなくて崖に吸い込まれていくの、本当に恐怖でしかありません。転ばないと落ちる。でも転ぶと起き上がるのに相当苦労する。落ちるよりマシだから転ぶけど……かといって転ぶと脚折れそう!
何事も初めてのうちは上手くいかないもの。上手くなりたかったら練習あるのみです。ということで、スキー初心者さんはゆるやか&崖のないコースでターンや止まる練習をすることをおすすめします。
徐々に滑れるようになって、スキーライフを楽しんでくださいね!