クライアントが音信不通で弁護士相談した私の実体験と対処法

こんにちは、エンモジです。

フリーランスとして仕事をしていて、クライアントとトラブルや、トラブルになりそうになったことがある方もいると思います。

私もクライアントと音信不通になり、「もしや報酬未払い……?」とモヤモヤ、ヒヤヒヤした経験があります。

今回は、そのときの経験と、音信不通時の対処法をまとめました。

目次

【実体験】クライアントと音信不通に

クライアントと連絡がつかない日々

クライアントとはチャットツールのみでコミュニケーションをとっていて、もともとレスポンス良く良好な関係を築けていました。しかし、あるときから返信をいただくまでに日数がかかるようになり、質問や検収の進捗に関してあまりに連絡がないとこちらから再連絡して状況を伺うような状態に。

忙しいのかなと思いつつも、以前のレスポンスの良さと1~2週間以上も連絡がない状態が何度も続くことを考えると、「このまま音信不通になって、報酬未払いありえるでのは……?」と不安になり、弁護士相談が頭をよぎりまくりました。

そして、またしても返信がない状態となったため、「〇日までに返事がなければ弁護士相談します」とまずは伝えました。それでも連絡がこず、私は初めての弁護士相談に踏み切ったのです。

フリーランス110番に相談

フリーランス110番とは、フリーランスの仕事の悩みやトラブルを無料で相談できるサービスです。

フリーランス110番については「フリーランス・トラブル110番とは?フリーランスなら知っておきたい頼れるサービス」をご覧ください。

メールで、現在の状況の詳細、心配していること、相談したいことなどを書き相談すると、丁寧で分かりやすい返信をいただきました。

「こういう対処をしてもいいか?」と聞いたことに対して懸念点なども教えてくれたので、慎重に行動しつつ、できる対処を実行していった結果、ついにクライアントにも動きが!

トラブル解決

ついにクライアントから連絡が来て、無事に報酬を支払ってもらえました。今回、私が弁護士相談まで踏み切った理由は、金額というよりも、「フリーランスだから舐められているのではないか?」と思ったからです。

「フリーランスだから何もできない」「フリーランスだから何もしない」と思われている……そう思うと悔しくて、「フリーランスだからって泣き寝入りするわけじゃない!」と強い気持ちが湧いたため、行動を起こしました。

どんな関係でもそうですが、クライアントとフリーランスもwin-winの関係であるべきだと思います。どちらかが損をするのではなく、お互いが幸せになる……それが一番いいですよね。

音信不通時の対処法

私の経験から、音信不通時の対処法をまとめました。

証拠を残す

契約書などの文書、なければメールやチャットツールの文面など、契約の内容や報酬支払日などについてわかるものをスクショなどでとっておき、証拠を残しましょう。もちろん、契約書はあるに越したことはありませんが、フリーランスで契約書がないという方も多いと思います……。そのため、証拠になりそうなものはとっておくといいでしょう。

クライアントとのコミュニケーション方法が電話や対面の場合も、重要な話をする際には録音するなど、証拠として残しておくことが大切です。

この「証拠を残す」ことは、私が以前に労働組合で働いていたときに得た対処法で、自分を守るために重要だと常々感じていました。戦おうと思ったけど、証拠が何もない(武器がない)状態で、泣き寝入りするしかなくなった……とならないためにも、意識しておくことをおすすめします。

フリーランス110番に相談する

クライアントと何かトラブルが生じた際には、フリーランス110番に相談するといいでしょう。相談することで、やっていい対処、やらないほうがいい対処などを教えてくれたり、和解あっせんなどを案内してくれたりするため、自分がとるべき行動が明確になります。

私の実体験からも、対応の早さや内容に満足しているので、おすすめです。ほかの公的な機関や弁護士に相談することもいいと思います。

クライアントが音信不通だと、モヤモヤしたりどうしようと悩んだりして、時間がもったいないですからね。とにかく相談して、ひとりで抱えているモヤモヤや悩みを早期に解消しましょう。

泣き寝入りしない精神をもつ

いくらクライアントとのトラブル相談窓口があったとしても、フリーランス自身が「もう諦めよう」と思って泣き寝入りしては、悔しさやモヤモヤが残ったり、報酬を支払ってもらえず損失となったりするだけです。

「フリーランスだって戦うときは戦うぞ!」と、いざというときに行動を起こせるような精神をもつことが大切だと思います。

だからといって、常に噛みつくような態度をとるのではなく、誠実な対応をして、クライアントと良好な関係を築くことを意識してくださいね。自分のために、譲れないところは譲らないこと、それが大事ですね。

まとめ

  • 証拠を残して自分を守る
  • クライアントが音信不通になったら公的機関に相談する
  • 報酬未払いで泣き寝入りしない

クライアントが音信不通になった私の実体験や対処法をご紹介しました。

クライアントと連絡が取れないと、報酬が未払いになるのではないかと不安になると思います。どうしようと悩む時間はほかの仕事の圧迫にもつながるため、勇気を出してまずは相談してみることをおすすめします。

この記事が、少しでもあなたのお役に立てれば幸いです!

泣き寝入りしない精神が湧いてくるドラマ「競争の番人」については「ドラマ【競争の番人】はフリーランスにおすすめ!下請いじめに屈しない」をご覧ください。

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