こんにちは、エンモジです。
岐阜県の苗木城。山城ベストランキング1位に選ばれているこのお城は、確かに素晴らしいところでした。「山城」といっても、道がけっこう整備されているので、歩きやすいです。
今回は、苗木城跡までの道のりと、御城印などをゆるくまとめています。(※登城年月:2023年6月)
苗木城跡までの道のり
苗木城跡へ向かうときに、ひとつの駐車場に入ったのですが、そこで「苗木城跡周辺マップ」なるものを発見。
それによると、私が停まったのはB1駐車場で、山道を歩いて天守展望台まで約35分とのこと。その日は暑く、予定的に時間がかかりすぎるのも……ということで、もっと近くの駐車場に行くことに。目指したのは、苗木遠山史料館。
中津川市苗木遠山史料館
中津川市苗木遠山史料館の駐車場に車を停め、史料館外にある窓口で御城印を購入。300円。
せっかくだから史料館(入館料:330円)にも入り、貴重な展示物を観覧。なかでも印象的だったのが、廃仏毀釈(はいぶつきしゃく:仏教を排斥し、寺などを壊す運動のこと)によって打ち壊されたお地蔵様や石碑など。廃仏毀釈によって、「苗木には寺がほとんどない」みたいな文章を読んで、衝撃を受けました。
史料館は1階と2階があり、鉄砲のレプリカも置いてあります。
「苗木城跡」自販機
苗木遠山史料館を出て、真正面に史料館を見た右側にある道から苗木城跡へ行けます。
恐らくA1駐車場だと思われる場所に出ると、なんと「苗木城跡」仕様の自販機が。
しかも、御城印も売ってるし。
御城印に、オリジナルシールとマスク2枚がついてくるらしいです。面白い。
苗木城跡までの道
苗木城は山城ですが、石畳だったり公園の砂っぽい道だったりと、基本的に整備された道が続いていました。
私はスニーカーでしたが、サンダルで登っている人もいましたし、道的に問題なさそうです。
階段(石段)も、お城の中のような、一段が高すぎて足を思いきり上げないと登れない……ということもなかったですね。
苗木城天守(下から)
苗木城天守を下から見ました。苗木城の天守は、2つの巨岩にまたがる形で作られた3層構造だったそうです。
2階部分(現・展望台)が巨岩の上にあり、現在の木造構造物は、2階部分の床面を想定して復元したものとのこと。
苗木城の天守からの眺望
苗木城の天守(木造の展望台)からの眺めです。
苗木城の外観も素晴らしいですが、眺望もまた……。風も、陽も、心地よく。山城1位なのも納得でした(アクセスしやすい、登りやすいのもあるのかも)。
苗木城の木造構造物
現在、巨岩に作られている木造構造物は、前述のとおり苗木城の天守2階部分の床面を想定して復元されたものです。
すごいのが、岩の柱穴(ちゅうけつ)は当時のものを利用していること。木、刺してある&置いてあるだけだと思うんです。苗木城が建っていた当時、岩に木を刺して天守を支えていたことがよくわかるので、当時の建築技術は本当にすごいなと思います。
そして、いまも同じやり方で木造構造物を建てていることも、感動しました。
↑横から見たほうが、すごさがわかるかも。この木、岩に乗ってるだけだもん。すごいよ。
苗木城の御城印
苗木城の御城印です。
確か3種類くらいから選べたような。一番気に入ったので、この御城印にしました。
苗木城跡の料金・開館時間
【入城料】無料
【登城可能時間】基本的に終日可能
ただし、冬季は凍結や積雪に注意とのこと。
まとめ
苗木城跡は、登城のための駐車場も多いですし、道も整備されていて、登城しやすいです。苗木遠山史料館から天守(展望台)まで、写真を撮りながらでも30分かからないほどの時間で行けました。
岐阜県を観光するなら、素晴らしい城跡と絶景を見られる苗木城跡をおすすめしますよ。