こんにちは、エンモジです!
クラウドワークスを利用していて、納品したのにクライアントが検収してくれない&音信不通になるということがありました。
数年前の出来事ですが、少しでもクラウドワークス利用者の参考になればと思いますので、そのときの経験を綴ります。
クラウドワークスで契約
クラウドワークスの利用が慣れ始めていたころ、興味のあるライティング業務案件があったため応募しました。
お仕事内容に変なところはなく、クライアントと契約するまでのやり取りも順調で、クラウドワークスのお仕事受注の流れである「仮払い」もきちんと行なってもらいました。
さぁ、頑張るぞ~!
まず最初はトライアル記事、ということで、文字単価は非常に安かったです。それでも、本契約となれば単価はアップしますし、興味のあるジャンルだったので楽しんでお仕事できると思っていました。
修正などがあったときに備え早めに仕上げようと思っていたため、次の日には納品完了。クライアントの検収結果を待つだけでしたが……こない!
数日待ちましたが、一向に連絡が来る気配がなかったため、気が引けながらも催促メッセージを送信。
納品した記事はいかがでしょうか?
確認したところ、修正点があります。○○を○○して~(うんたらこうたら)
あ、あれ? おかしいぞ? 契約の文字数大幅にオーバーしちゃうよ。それに難しい要求もしてくるし……。
クライアントが修正依頼をしてきた内容は、契約内容と相違する点がありました。トライアル記事だから単価が低くてもしょうがないと思っていましたが、あまりにも割に合わない。
とはいえ、一度受けてしまったからにはやり遂げないと。そう思い、記事の修正に取り掛かりました。
2度目の修正、そして音信不通に……
修正して再納品。すると、今度は催促する前に返信(といってもまた数日後)がありましたが、またしても修正。この時点ですでに文字数は大幅オーバーし、時間も大幅に割いていました。
修正指示に従って書いたのにOKが出ないなんて……しかも今度は具体的な指示もない……どうすればいいんじゃ!
半ば自棄になった私は「これならどうだ!」とその日のうちに修正して、再々納品。さすがにもうOK出るだろうと思っていたら……1週間経っても返事が来ない。
……納品した記事はいかがでしょうか?
そうですよ、催促しますよ! よく1週間も待ったな自分! 最初の納品時に催促しなきゃ返事が来なかったため、今回もそのパターンだと思ったらそりゃ催促しますよ!
しかし、その後も連絡が来ず……次に連絡が来たのは、なんと1カ月後でした。
継続?……よく言えるね
連絡がないか時々気にはしていましたが、報酬が低かったことや他のお仕事を受けていたこともあり、それ以上催促することなく1カ月以上経過しました。
もう「このクライアントはない」と割り切っていたんですよね。だからそこに構う時間を他のクライアント様とのやり取りやお仕事に充てたほうが有意義だと思っていました。
そんなある日。クラウドワークス事務局からメッセージが届きました。要約すると「検収が一向にされていないからクラウドワークスが検収して、報酬を支払いました」よと。
クラウドワークスが支払ってくれるのねと思いましたが、そういえば「仮払い」はこういうときのためのものだったなと。
「仮払い」は、クライアントが姿を消したときなどにワーカーが損をしないための制度です。契約段階でクライアントはクラウドワークスへワーカーに支払う報酬額を仮払いするため、今回の私の体験のようにクライアントが音信不通になったとしてもクラウドワークス事務局の手によって報酬は支払われます。「仮払い確認後に業務を開始」という仕事の流れはワーカーを守るためのものなので、流れに沿って利用しましょう。
そして、音信不通だったクライアントからも連絡が……。
記事OKです! ぜひお仕事のご継続をお願いします!
せっかくですが、継続は辞退させていただきます(よく言えるな……)
契約内容と相違する修正をさせられ時間も膨大にかかったのに、割に合わない報酬。それでいてレスポンス遅い+申し訳ないという気持ちもなく、挙句の果てに音信不通に……。これで継続を希望するワーカーがいると思ったのでしょうか。
しかも、継続依頼のメッセージは多分テンプレ。迷惑をかけた相手にまず謝罪ではなくテンションの合わないテンプレを送ってくることも、誠意のなさを感じました。
この件以外にも音信不通となったクライアントはいましたが、どれも契約に至る前だったのでセーフ……いや、セーフじゃない。そのお仕事をしたいから、熱い思いが伝わるようにと時間をかけて一生懸命応募文を考えているのに、何も次のアクションが起きないんじゃ困る! 報連相大事……。
現在のクラウドワークスの対応
現在(※2021年5月)のクラウドワークスには、ワーカーを守る機能が増えています。
・連絡催促申請機能……クライアントと音信不通になったときに事務局に連絡催促を申請できる
・報酬評価機能……仕事に対する報酬が「適切」か「不適切」かをワーカーが評価できる
・相場一覧表……クライアントが発注時に相場を確認できる
しばらくクラウドワークスを利用していない間に色々な機能が追加されていて、驚くと同時に安心感が増しました。
発注者、受注者ともに、気持ちよくクラウドワークスを利用したいですね。
まとめ
- クラウドワークスで音信不通になるクライアントはいる
- 自分を守るためにクラウドワークスの仕事の流れを守る
- クラウドワークスのワーカーを守る機能を利用する
クラウドワークスを正しく利用していたから報酬を受け取れたものの、これが個別に契約した案件だったらと思うと……恐ろしいですよね。
当時の私の反省点としては、仕事内容が契約内容と相違したときに改めてクライアントに契約内容を確認すべきでした。きっと多くのワーカーがそうだと思うのですが、「怒られたらどうしよう」とか「契約きられたらどうしよう」とか、不安になって聞けないものです。
しかし、そこを確認しなかったから大変な思いをしたので、私の二の舞にならないためにも、少しでも「変だな」と思ったら確認しましょう!