こんにちは、エンモジです!
クラウドワークスを利用していると、怪しいクライアントを見かけたり、ときには実際に契約してしまったりすることがあります。
嫌な思いをすることはもちろん、トラブルに巻き込まれてしまう可能性もあるため、「怪しい」と思ったら安易に契約しないことが大切です。それだけでなく、クラウドワークスの定めている禁止行為を事前に理解しておくことも重要となります。
そこで改めて、クラウドワークスの禁止行為を確認しておきましょう! 私の経験も交えてまとめていますので、クラウドワークスをこれから利用される方やいま利用している方は、安全に利用するためにぜひご覧ください。
クラウドワークスの禁止行為
クラウドワークスでは禁止されている行為があります。
細かくガイドラインで定められているため、トラブルに巻き込まれないためにも、以下に記した禁止されているお仕事を依頼されたら断るようにしましょう。
①公序良俗違反
簡単に言うと、「一般常識的に考えておかしな仕事はするな」ということです。
グロテスクな画像や卑猥な画像などを見なければならない仕事、生命を危険にさらす仕事、他商品や他サービスの評価を極めて優良もしくは極めて劣悪だと他者に誤認させる仕事、などが該当します。
たいていのサービスや契約の内容に「禁止行為」として組み込まれているものなので、聞き馴染みのある方も多いでしょう。「これはダメだろ」と思ったら受注しないように!
②法律等の違反
これも①と同様、「一般常識的に考えておかしな仕事はするな」ということに該当しますね。
犯罪行為や犯罪を助長させる行為、有資格者にしか行えない仕事を無資格者に依頼する行為、業務委託契約ではなく雇用契約と思われる仕事依頼、などです。
法律や法令を守られていないと感じたら、仕事を受けないようにしましょう!
③他者の権利侵害等
著作権や商標権などの権利侵害や、プライバシー侵害などの恐れがある仕事は禁止されています。
「ネットで公開されている画像や文章は著作権フリー」だと勘違いされている方もいますが、それらにも著作権は存在していますし、勝手に使用することは権利侵害です。
特許権、財産権、意匠権など、権利にはさまざまな種類があります。そのいずれも侵害してはならないため、そのような仕事を依頼されたら断ってください。
「著作権フリー」と示しているサイトもありますが、利用規約が定められている場合は、それに違反しないように注意して利用しましょう。
④外部サービスの妨害
外部サービスの利用や迷惑行為で妨害する行為を依頼するお仕事は禁止されています。
メルカリの使用や食べログへの投稿、サクラ含むレビュー投稿など。SNSのフォローを依頼する行為や商品の代理購入、代理出品なども禁止行為です。
商品の代理購入の依頼は、よく見かけたことがあります。
後払いで商品を買って、請求書とともに商品をクライアントに送るという内容だったような。
そういう依頼があったら、禁止行為なのでスルーしてくださいね。
⑤直接取引を行う(行おうとする)依頼
契約前にLINEやメールアドレス、チャットワークIDなどを聞く行為は禁止されています。
例えば、契約前に案内された別の媒体でやり取りをし、仕事を行なったとしましょう。納品した途端クライアントが音信不通となった場合、報酬は手に入らなくなってしまいます。
そのようなトラブルを防ぐために、クラウドワークスは仮払いシステムを設けていますので、安全に仕事を行うためにクラウドワークス上でやり取り、お仕事をしましょう。
雇用契約を結ぶ目的でクラウドワークスを利用する行為も禁止されているため、「正社員として~」などの文言を見つけたらご注意ください。
⑥勧誘やアフィリエイト目的
マルチ商法やねずみ講などの勧誘、アフィリエイト報酬を獲得する目的の仕事依頼などは禁止行為です。ワーカーが料金を支払う、支払ったことにする依頼も禁止なので、商品購入を依頼されたら断りましょう。
「クラウドワークスはマルチ商法やねずみ講が多い」と聞いたことがある方もいるかもしれませんが、多いかはともかく、実際にいることは確かです。
なぜなら、私が危うく勧誘されそうになったから(笑)
そのときの体験を記事にしていますので、被害に遭わないためにもぜひ下記からご覧ください。
⑦その他(無報酬など)
その他、不適切だと思われる行為を禁止しています。
悪戯での発注行為、仕事内容と比較して低すぎる報酬、無報酬での仕事、学校の宿題などの代行依頼など。
このように、さまざまな禁止行為があります。
しかし、「禁止行為かも」と思っても、事前にクラウドワークスが認めている場合もあるので、仕事内容をしっかり確認してくださいね。
詳細は、「クラウドワークス仕事依頼ガイドライン」をご覧ください。
実際にあった警戒すべき仕事内容
禁止行為を理解し、仕事内容に注意していても、悪徳なクライアントはあの手この手でワーカーを利用してきます。
例えば、「本採用後は文字単価〇円!」と高単価であることをチラつかせ、トライアル記事をやっすい報酬で書かせて、本採用せずに記事だけもらって公開。
最悪な場合、「基準に満たなかったので~」などと言って報酬は払わないくせに記事は公開するという、本当に悪徳なクライアントもいます。
もちろん、仕事が終われば音信不通ですよ。メッセージ送ってもガン無視されます。
経験上、そういうクライアントは「違うクライアント名で」、「違うテーマで」、「大量にスカウト」しています。そりゃそうですよね、トライアルという名目で安く仕事させ、記事だけ大量に手に入れたいんだから。高単価になってしまうため、誰一人とも、継続契約しないんだから。
この場合、禁止行為の⑦に該当しますね。
クラウドワークスでお仕事をするには、ワーカーとクライアント、お互いの信頼が大事です。悪徳なクライアントが増えれば増えるほど、ワーカーの警戒心も強くなり、善良なクライアントに対しても疑いの目を向けてしまいます。
「善良な人がバカをみる」場にならないためにも、クラウドワークス事務局には悪徳クライアントの徹底排除をしてもらいたいですね。それだけでなく、利用者一人一人がルールを理解し、誠意ある対応をすることも大切です。
禁止行為の仕事を見つけたら?
クラウドワークスで禁止されている行為の仕事を見つけたら、お仕事の詳細画面の右側にある「この仕事を通報する」ボタンを押して事務局に通報しましょう。
ワーカーが安全に利用するためにも、怪しい仕事は「辞退する」、そもそも「応募しない」ことが大切ですし、禁止行為の仕事は勇気を出して「通報」してください。
クライアント、ワーカーともにクラウドワークスのガイドラインに沿って利用し、誰一人「嫌な思い」をすることがないようにしていきたいですね。
まとめ
- クラウドワークスには禁止行為がある
- 禁止行為を平気でする悪質なクライアントもいる
- 怪しい仕事は「辞退」する&禁止行為は「通報」する
クラウドワークスは大手のクラウドソーシングサイトですが、その分、悪質なクライアントも多く存在します。
騙されて嫌な気持ちにならないためにも、クラウドワークスのお仕事ルールを理解することと、仕事内容に不確かな点や疑問点があれば、曖昧なままにせずクライアントに確認することが大切です。クライアントに質問をはぐらかされたら、「怪しい」と思って辞退することも考えましょう。
自分を守ることはもちろんですが、利用している善良な方々が次の被害者にならないためにも、禁止行為のお仕事を見つけたら通報するようにしましょう。クラウドワークスがより良い場になるために、協力し合っていきたいですね。