こんにちは、エンモジです。
ライターになる前、8年間接客業をやっていた経験があるので初対面の人でもそれなりに上手くコミュニケーションをとれるのですが、それでも「インタビュー」となると緊張はします。
この記事では、私が電話インタビュー(to C)の際に実践していたコツをまとめているので、これから電話インタビューを予定している方のご参考になったら嬉しく思います!
電話インタビューのコツ
初対面の相手に電話インタビューをするとなると、緊張するのは当たり前! 緊張はしても慌てず焦らず、アポをとった時間を過ぎないように電話番号を押しましょう。呼び出し音が鳴ったら、途中で切るわけにはいかないのであとは進むのみ!
……と、その前に。事前準備をしておくと緊張が和らいだり、インタビューが順調に進んだりするので、やっておくべき事前準備とインタビュー中のコツについて紹介しますね。
①事前に質問内容を伝えておく
インタビューをする相手には、事前に質問内容を伝えておくことをおすすめします。質問内容を伝えておくことで、相手はどんな返答をしようかと考えていてくれるので、当日のインタビューがポンポンポンとテンポよく進みます。テンポがいいだけでなく、欲しい内容(記事にする内容)も漏れなくお話しいただけるので、執筆に困りません。
相手も、どんな質問が来るか前もって知っているので、変に身構えることなく落ち着いてインタビューを受けてくれます。質問内容だけでなく、インタビューの所要時間も伝えておくと、相手もスケジュールを組みやすいのでぜひ伝えておきましょう。
②相手のことをリサーチしておく
インタビュー相手のことは、事前にリサーチしておくとある程度心構えができます。名前、年齢や経歴、インタビューする内容の背景はもちろん、感情を表しやすい、淡々としているなど、どのような性格かも分かっておくと、「話しづらい人かもしれない」「怖い人だったらどうしよう!」などの妄想による緊張を、インタビューのイメージが湧くことにより和らげられます。
あまり話好きではない感じ、よく話す感じなど、話に関する傾向も分かると、インタビューのやり方を相手に合わせて考えられる点でも助かりますよ(詳しくは、次の「③相手によって質問方法を変える」に記載)。
③相手によって質問方法を変える
話すことが苦手な相手か、話好きな相手かで、質問方法を変えると、相手も答えやすくて「えーと……」のような沈黙が発生しづらくなります。質問方法とは、オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンです。
オープンクエスチョンは、自由に答えてもらう質問のことです。たとえば、「いまのお気持ちは?」「そのときどう思われました?」など。反対に、クローズドクエスチョンは「はい」「いいえ」で答えられるなど、答えを絞る質問のことです。たとえば、「楽しかったですか?」「山と海どちらが好きですか?」など。
話したい相手なら、オープンクエスチョンにすれば気持ちや感想を思う存分話してもらえますし、話すことが苦手な相手なら、クローズドクエスチョンで気持ちを引き出すことができ、インタビューを順調に進めることができますよ。
④メモはパソコンでとる
イヤホンを使って電話インタビューをしていれば、手はガラ空き。ということで、インタビューメモはパソコンでとるとスムーズです。
話を聞きながら紙とペンでメモを取ると、相手にはこちらの姿が見えないのでメモの動作状況が分からず、スラスラとお話をされます。すると、ペンが追いつかない状況に!
結果、メモ漏れも出てくるので、話を聞きながらスピーディーにメモを取れるパソコンメモをおすすめします。インタビュー時間に対するメモのボリュームが紙メモと違って多くなるので、記事執筆時にも困りません。
⑤インタビュー終了したらすぐに執筆する
インタビューでたっぷり話を聞けたし、メモも十分に取ったし、記事執筆は明日にしよう……ちょっと待ってください! インタビューしてせっかく気持ちも情報もホクホクしているのに、それを明日に回したら「あれ? どんなニュアンスで言ってたっけ?」「このメモ、なんのこと言ってんだろう?」とインタビュー内容が曖昧になって、お話しいただいた内容を十分に文章化できなくなる恐れがあります。
貴重なお時間をいただいて、気持ちを込めてお話しいただいたのに、それがこちらの都合で中途半端にしか伝わらない内容になってしまっては申し訳ないどころではない! 鉄は熱いうちに打てともいいますし、ホクホクしているうちに、どんどん文章にまとめてしまいましょう!
まとめ
- 質問内容を事前に伝えて相手に余計な緊張をさせない
- オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンを活用する
- インタビュー終了後、執筆はスピーディーに!
順調なインタビューをしたり、記事に必要な項目をお話しいただいたりするためにも、インタビューの事前準備はとても大切です。インタビュー始めはお互い緊張しているかもしれませんが、インタビューが進むにつれて話が盛り上がったり、和やかな雰囲気になったりするので、ぜひ楽しむ気持ちでインタビューしてみましょう!
私の記事が、少しでもお役に立てたなら嬉しく思います!