こんにちは、エンモジです!
1619年に置かれたといわれている箱根関所。
規模が大きく、重要な関所のひとつと考えられていた箱根関所の駐車場や御関所印についてゆるくまとめています。(※写真に人が映っていた場合、特定できないように塗りつぶして掲載しています)
箱根関所の住所:神奈川県足柄下郡箱根町箱根1番地
箱根関所の駐車場
箱根関所に専用駐車場はないようです。
静岡から行くと、箱根関所の手前に大きなお土産屋さんの駐車場があります。有料駐車場で、1日500円。
そこにいた警備員さんに話を聞いたところ、関所に行く場合はその駐車場か、もう少し先(関所を越えたあたり)にある恩賜箱根公園の駐車場に停めるとのこと。恩賜箱根公園の駐車料金は1時間350円。
ゆっくり見る、そのまま歩いて周辺を散策するという場合は、時間制ではないお土産屋さんの駐車場のほうが駐車料が増えていく心配がないのでいいかもです。
そのお土産屋さんは、お土産屋のほかにレストランや蕎麦屋、トイレ、遊覧船乗り場もありました。箱根土産を買ったりご飯を食べたりするにもいい場所です。
箱根関所

箱根関所。入場券は、箱根関所と箱根関所資料館の共通券です。
厩(うまや)や足軽番所、役人の休息所、台所や湯殿などがあります。獄屋もあって、靴を脱いで中に入ることもできます。
関所の中は一本道の両側に建物があるのですが、そこらへんにスタッフさんがいて順路を案内してくれるので、迷いません。
あと、時間が決まってるかはわかりませんが、関所をニセの通行手形で通ろうとする男女に役人が厳しく迫る劇みたいなのもやってました。小難しくなく、コメディチックに関所の役割を伝えてくれていて、わかりやすかったし面白かったです。
箱根関所の遠見番所

足軽番所の裏側に、遠見番所へ向かう石段があります。
下から数えて17段目より上は江戸時代から現存する石段とのこと。すげー!!!

遠見番所まで上ると、箱根関所や芦ノ湖が一望できます。
石段には両側に手すりがついているので、上れるか心配という方も、手すりを使ってゆっくり上って、ぜひこの絶景を堪能してください!
箱根関所資料館
関所の先に行くと、箱根関所資料館があります。上記の画像(遠見番所からの眺め)でいうと、右側へ少し歩いていった先にあります。恩賜箱根公園に車を止めた方は、先に資料館を見つける感じになると思います。
関所と資料館の間には茶屋がありました。お土産も売っています。
箱根関所資料館では、箱根峠をゾウが越えた話などが展示されていました。将軍に見せるために箱根峠を越えたゾウ。疲労から体調不良で倒れてしまったゾウを、地元の人たちが好物のまんじゅうや金柑などを食べさせて元気づけたそうです。その後、ゾウは回復し、無事に将軍にお会いしたそうな。
ゾウさん、無事に回復してよかった。資料を読んでいて、ゾウが倒れたときには心配し、回復したらホッと胸を撫で下ろしました。心がタイムスリップしちゃいましたね。
資料館には多くの資料がありますが、イメージ的には公民館ほどの大きさの建物・広さなので、そんなに時間はかからないです。お土産屋さんも中に入っていて、お菓子や歴史物のグッズなどが売られています。私は「箱根ラスク」と「御関所印」を買いました。
箱根御関所印

箱根関所資料館で購入した御関所印、1枚300円。11月30日までの秋限定バージョンです。
それにしても、御関所印があるなんて、箱根関所に来るまで知らなかったな……御城印だけでなく、御関所印もあるとは。
あとは「御宿場帳」(確かこんな名前だった)という「御朱印帳」みたいなのもあって、いろいろ新しいのができてるなと思いました。
……ん? この御関所印、改めてよく見ると、背景はススキか? 仙石原のススキかな?
箱根関所の料金・時間
料金:一般大人500円(箱根関所・箱根関所資料館共通券)
時間:9時~17時(12月~2月は9時~16時30分)(※入場は終了時間の30分前まで)
開館期間:年中無休
関所から資料館まで、すべて見ても1時間くらいしかかかりませんでした。
箱根には箱根神社や大涌谷など、ほかにも観光スポットがたくさんあるので、1時間ほどで見られる箱根関所もぜひ旅の行程に入れてみてはいかがでしょうか?
まとめ
箱根関所のことを知れるだけでなく、美しい芦ノ湖やきれいな青空、自然に触れられて、楽しく気持ちのよい時間を過ごせました。
ほかの関所にも行ってみたくなりましたね。ただ、全国には約53もの関所があるとか。全部回るには大変そうだな。関所のなかでも、箱根、木曽福島(長野県)、碓氷(群馬県)、新居(静岡県)の4つが重要とされていたそうなので、ここを巡るのもありかも。私は静岡県民だから、まずは一番近い新居の関所からかな。