こんにちは、エンモジです!
新潟県上越市にある高田城址公園は、桜の名所として有名なのどかな公園です。
高田城は徳川家康の六男、松平忠輝の居城として築城されました。築城の総監督は、伊達政宗。政宗の娘、五郎八姫(いろはひめ)と忠輝は夫婦のため、忠輝にとって政宗は舅。
のちに榊原家が高田藩主となりましたが、藩祖はあの徳川四天王のひとり、榊原康政です。
高田城址の三重櫓や、近くにあった榊原康政を御祭神とする榊神社についてゆるくまとめています。(※訪問年月2025年5月)
高田城址の住所:新潟県上越市本城町44-1
高田城址公園の案内図・駐車場

高田城址公園には第1から第8駐車場まであります。
私は第6と第8駐車場(案内図だと書かれていませんが、第4駐車場の左側にある川を渡った交差点、右下にあります)に停めました。無料かつ広々とした駐車場で、朝9時過ぎ頃に着きましたが、ゴールデンウィーク期間中でも問題なく停められました。昼頃に見たときにも空いていたので、何でもない日(桜祭りとか、特別なイベントがない日)であれば、満車でどこも停められなくなる、ということはないのではという印象。
ほかの駐車場まで見たわけでありませんが、恐らくどこも無料で、駐車可能台数も多いと思います。(※公式サイトを確認したところ、すべての駐車場合計で約850台停められるそうです!)

第6駐車場から三重櫓方面へ歩くと、極楽橋が。
極楽橋の下、お堀には色とりどりの鯉がたくさん泳いでいました。
ご飯をもらえると思うのか、橋の下を覗くと鯉たちが口をパクパクしながら見上げてくる……鯉大きいし、カラフルだし、なかなかの光景です。
高田城址公園の施設
高田城址公園内には中学校や陸上競技場など、現代の施設も多くあります。
ここでは、お目当てだった三重櫓と上越市立歴史博物館についてまとめています。
三重櫓

極楽橋を渡ると、このような芝生の景色が広がります。位置的には本丸跡になるかな。
前方が中学校で、砂利道に沿って突き当たりを左に行くと三重櫓があります。

顔はめパネルと三重櫓。
すぐ近くに無料休憩所があって、そこに続・百名城スタンプがありました。同スタンプは上越市立歴史博物館内にもあります。
三重櫓内は土足厳禁で、靴を脱いで上がります。
1階で料金を払って、1階、2階で高田城に関する展示品を見たり歴史を学んだりして、3階は展望ゾーンです。

3階からの眺め。高さはそこまででもありませんが、いい景色~。

三重櫓を別角度から撮影。櫓の入り口のちょうど反対側ですね。
かっこいいなぁ~。
上越市立歴史博物館

高田城址公園内にある、上越市立歴史博物館です。
1階は御城印販売、お土産売り場、カフェがあります。
2階は有料の展示室、3階は展望デッキです。
高田城の歴史のほかに、雪国の暮らしに関する展示物もありました。上越市は日本スキー発祥の地とのことで、スキーを伝えたレルヒ少佐や、雪国の生活についても学べて、とても興味深かったです。

展望デッキからの眺望。
赤い橋(西堀橋)があるお堀の部分は、ハスが咲くそうです。写真だとわかりづらいですが、ハスっぽい植物が水面にたくさん顔を出しています。
高田城址は桜もあればハスもあるなんて、植物を愛でるのにとてもいい場所ですね。緑も豊か、菜の花も咲いていたりして、散歩するのにもうってつけです。
遊具もあるので、子ども連れも楽しめる場所だと思います。
高田城の御城印

高田城の御城印です。上越市立歴史博物館の1階で購入できます。1枚300円。
日付記入はセルフサービスなので、置かれている筆ペンを借りてその場で入れるか、帰ってから入れる感じになります。
榊神社

榊神社は、高田城址公園内でもらった周辺マップに載っていて知りました。
なんと、榊原康政が御祭神とのこと!
これはぜひとも行かなくては! とのことでお参りしてきました。
第8駐車場に停めると、榊神社はすぐ目の前です。私が行ったときは、第8駐車場はガラガラでした。

風で旗の字がきれいに撮れなかったよ~泣
でも、「徳川四天王榊原康政候御祭神 榊神社」って字は読めるからまぁOK。
こういうのテンション上がりますよね。
榊神社の御朱印

榊神社の御朱印です。1枚500円。
御朱印やお守り、おみくじは、賽銭箱の上や横に置いてあり、料金は賽銭箱に入れるスタイル。
御朱印は「徳川四天王(?)」バージョン(上記写真)と、恐らく普通のバージョンがあったのですが、普通のバージョンの御朱印は品切れ状態なのか置いてなくて、私が買ったこの御朱印もラスト1枚でした。なんだ、この御朱印の準備のなさは。榊原康政人気ないのか?きっとすでに大勢の方が御朱印買われたんですかね。
ちなみに、社務所は神社の敷地内にあり、お賽銭場所からすぐ近くです。普通バージョンの御朱印について聞こうと思いましたが、私は「徳川四天王榊原康政」の御朱印のほうがいいので、この御朱印で満足し、特に社務所の戸を叩くことはしませんでした。
もし御朱印がないなど困り事があれば、社務所を訪ねてみてください。私が行ったときは人の気配がありませんでしたが、きっと誰かしらはいるはず……っ!!
高田城址公園の料金・時間
【高田城址公園】
料金:無料
時間:終日訪問可能
【三重櫓】
料金:310円(一般)、160円(小・中・高生)
開館時間:9時~17時(※発券は閉館時間の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜日が休日のときは翌日)、休日の翌日、12月29日~1月3日
【上越市立歴史博物館】
料金:510円(一般)、260円(小・中・高生)
開館時間:9時~17時(12月~3月は10時~16時)(※発券は閉館時間の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日のときは翌日)、祝日の翌日、年末年始
※三重櫓と上越市立歴史博物館の2館共通券であれば620円(一般)
高田城址公園自体は、駐車場にバーがあるわけでもなく、敷地内へも自由に入れるので、終日無料で訪問できると思います。
御城印は、上越市立歴史博物館の有料ゾーンに入らずとも購入できますが、とても興味深く楽しい展示だったので、ぜひ三重櫓だけでなく上越市立歴史博物館も覗いてみてください。
両方に入る場合は、2館共通券がお得ですよ。
まとめ
高田城址公園は、駐車場が停めやすく、のどかで心地よい素敵な場所でした。三重櫓や上越市立歴史博物館の展示品も見応えがあり、高田城のこと、上越市のことを学べます。
絶対に混むでしょうけど、桜やハスが開花する時季にも来てみたくなりました。そのときは、いくつもある広い駐車場も満車になるんだろうなぁ(遠い目)
榊原康政ファンは、ぜひとも御祭神として祀っている榊神社にも行ってみてください!